「出船送り」で大型サンマ漁船をお見送り
8月17日、サンマ漁の解禁(8月20日)を前に、気仙沼つばき会主催の「出船送り」が開催され、大型サンマ漁船11隻が気仙沼漁港から一斉に出港しました。コの字岸壁や港町の岸壁には、乗組員の家族、関係者、市民が集まり、出港を見送りました。
当日は、太鼓団体有志による打ちばやし演奏をはじめ、菅原気仙沼市長と気仙沼漁協 齋藤徹夫組合長の激励の挨拶、みなと気仙沼大使である演歌歌手の北野都さんの歌唱披露などが行われ、出船を祝う賑やかな催しとなりました。
サンマ漁船を代表して、第八十一豊清丸の中館漁労長は「漁模様は厳しいと予測されているが、それを裏切るような成果を挙げ、地域に貢献したい」と熱い思いを話されました。
人々が振るたくさんの福来旗(ふらいき)に見送られ、各船は集魚灯を照らしながら、色鮮やかな大漁旗と五色テープをたなびかせ、一路北海道へと出港していきました。